主人公がいい。

人間は会話で出来ている。

生ビールのCMを考えてみた。

お酒は、繋がりを創る。

 送別会、歓迎会、祝勝会、誕生日会と何かと〜会と銘打って祝いたがる種族・人間。確かに、〜会を開催すると喜ばれるし、されると嬉しい。〜会を売りにしないと居酒屋も大変なんじゃないかと思う。
 
 お酒を飲むと、無性にお喋りをしたくなるのは自分だけではないはず。アホなこともバカなことも、お酒を飲みながらだと楽しくなる。ソフトドリンクでも変わりはないかもしれないけど、お酒の場=吐露の場っていうイメージがそうさせるんだと思う。実際、ファミレスで話す内容と居酒屋で話す内容は異なってる気がする。前者はわりとプラスな内容で、後者はマイナスな内容が多いかも。けど、どっちも楽しいのは結局変わらないんだけど。
 
 
 〜会には、お酒がわりと求められる。お酒があれば、人が集まる。今日ランチしよーよって誘うよりも、飲みにいこーよの方が誘い易い。お酒を飲んでるから不自然なのだって言い訳が未完成な素の自分をだせる理由付けになるからであろう。お酒全般がそうであるけど、生ビールは特に最初の一杯目に、つまり乾杯に使われやすい。生ビールで乾杯して、飲み会が正式に始まる。だから、生ビールが飲み会のきっかけ作りをしている背景を元に生ビールのCMを考えてみた。ではどうぞ!
 
 
 

「繋がり編。」

仕事終わりの金曜日。

悶々としながらスマホをいじる。 

 

習慣か中毒か、Twitterの毒吐きアカウントで呟く。

「あー仕事終わった。明日は土曜日かぁ。」 

 

そこに一通のメール

――チャピーン♪

「今からみんなで飲むから来いよ!」 

 

彼の返事は決まっている。

「もちろん!」 

 

そして走る描写。 

交差点を走り、

橋を走り、

人混みの中を走る。 

 

そして居酒屋の前、入る。 

 

皆の目線を浴びる。

彼は、ほっとした顔をして笑顔を零す。 

 

――カンパーイ♪

皆と杯をかわす。

 

CI:キッカケは、生ビールで。

 

 
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